PS5,PS5Proのストレージ容量(ゲームやアプリなどの保存領域)を増やす方法に、本体の内部にあるストレージ拡張用スロットにM.2(エムドットツー)と呼ばれる規格のM.2 SSD(10Gbps~32Gbpsの転送速度をもつ新規格)を取り付ける方法があります。
本体ストレージに入っているPS5やPS4ゲームやアプリなども自由に移動&プレイする事ができ、最大容量は8TBまで対応しています。
また、対応しているM.2 SSDを使用する必要があります。とメーカーサイトに記載がありますので、こちらでPS5対応のM.2 SSDの詳細やおすすめをいくつか紹介していきます。
対応するM.2 SSDの要件

規格やサイズ、速度など細かい決まりがある
playstationサポートサイトに記載された条件を見てみると結構細かい記載があります。

見ても初心者には何が何やら訳が分からなくなってくじけそうになりますが、とりあえず一度は目を通しておきましょう。
また、現在(2023/08)はシステムソフトウェアアップデートのベータ版で対応ストレージ容量は8TB以下まで増設が可能になりました。
ヒートシンク、熱伝導シートなどの放熱構造は必須
取り付けたM.2 SSDは動作時にかなり発熱しますので、熱を逃がす補助をするヒートシンク(熱を吸収して空気中に放熱する役割を担う部品)が必要になってくるという事です。
PS5対応M.2 SSDにはヒートシンクが付いていないタイプがあり、その場合自身で熱伝導シートとヒートシンクを別途購入し取り付ける必要があります。
組み合わせて取り付けられるか心配な方や、取り付けた時のサイズも高さが最大11.25mmと決まっていますので収まるかどうか不安という方はヒートシンク付きのM.2 SSDの購入をおすすめします。
PS5対応M.2 SSD購入前の確認事項

PS5に対応する要件に該当するか
PSサポートサイト記載の内容と照らし合わせて確認するのが確実ですが、販売商品にはPS5対応商品かどうか親切に記載されていますのでその記載があるかの確認で問題ないと思います。
読み込み速度
PS5の読み込み速度は5,500MB/秒以上を推奨していますので、推奨より多いものを選びましょう。現在は7,000MB/秒以上の商品が好まれています。
ストレージ容量
容量は今後の事を考えて1TB以上で余裕をもって2TBもあれば安心でしょう。価格もメーカーにもよりますが、手頃なものが増えてきています。
おすすめのM.2 SSDをいくつか
Western Digital SN850X 2TB ヒートシンク搭載

●PS5対応品 |
●読取り最大:7,300MB/秒 |
●書込み最大:6,600MB/秒 |
●容量:2TB |
Seagate FireCuda 530 M.2 ヒートシンク付き

●PS5対応品 |
●読取り最大:7,300MB/秒 |
●書込み最大:6,900MB/秒 |
●容量:2TB |
Nextorage ネクストレージ NEM-PA ヒートシンク一体型
●PS5/PS5 Pro対応品 |
●読取り最大:7,400MB/秒 |
●書込み最大:6,400MB/秒 |
●容量:2TB |
SAMSUNG 内蔵SSD PCI-Express接続 ヒートシンクモデル

●PS5対応品 |
●読取り最大:7,000MB/秒 |
●書込み最大:5,100MB/秒 |
●容量:2TB |
SPD SSD ヒートシンク搭載 M.2 2280
●PS5対応品 |
●読取り最大:7,000MB/秒 |
●書込み最大:5,100MB/秒 |
●容量:2TB |
●PS5対応品 |
●読取り最大:7,450 MB/秒 |
●書込み最大:6,900 MB/秒 |
●容量:2TB |
まとめ
ここまでPS5に対応するM.2 SSDの必要な条件などをみてきました。本体内蔵の元々のストレージ容量は思っているよりも少ないです。
年々ゲーム自体の総容量が増えてきているので、それに備えて増やしておく必要性がでてきました。ビッグタイトルになると1本で100GBを超えるものもでてきました。
M.2 SSDの速度や容量によってそれなりの金額が必要になりますが、初期投資として購入しておく事をおすすめいたします。
それでは、皆様共に快適なゲーミングライフを送りましょう!
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